新年、あけましておめでとうございます。
皆様、お正月はゆっくりと過ごされていますでしょうか? おせち料理にお雑煮と、美味しいものを囲んで笑顔になる機会が多いこの季節。 新しい1年のスタートである今こそ、一生モノの財産である「歯」の習慣を少しだけ見直してみませんか?
本年も、皆様の健康なお口づくりを全力でサポートさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年最初のテーマは、意外と知られていない「歯磨きのタイミング」についてです。
朝もしっかり磨いてるから大丈夫」…それ、本当?
「朝は時間をかけて歯みがきしているから問題ない」
そう思っている方、実はとても多いです。
もちろん、朝の歯みがきは大切です。
ただし、歯科の立場からお伝えすると、それは半分正解で、半分アウト。
実は、歯の健康を守るうえで本当に重要なのは「いつ磨くか」。
そのタイミングを知らないままだと、どれだけ丁寧に磨いていても、もったいない結果になってしまうことがあります。
寝ている間のお口は、想像以上に“無防備”
私たちが眠っている間、お口の中ではこんな変化が起きています。
- 唾液の分泌が大きく減る
- 虫歯や歯周病の原因となる菌が増えやすくなる
- 汚れを洗い流す力が弱まる
唾液には、菌を抑えたり、歯を守ったりする大切な働きがあります。
しかし、睡眠中はその唾液がほとんど出ません。
つまり寝ている間のお口は、菌にとって活動しやすい“無防備な状態”なのです。
一番大事なのは「夜、寝る前の1回」
では、いつの歯みがきが一番大切なのでしょうか。
結論はとてもシンプル。
最も重要なのは、夜、寝る前の歯みがきです。
寝る前にしっかり汚れを落としておくことで、
菌が増えにくい状態のまま朝を迎えることができます。
反対に、夜の歯みがきが不十分なまま眠ってしまうと、
汚れをエサにして菌が一晩中活動してしまいます。
「朝は完璧だけど、夜はサッとだけ」
この習慣は、実はお口にとって少し危険なのです。
今日からできる、夜の歯みがき実践ポイント
夜の歯みがきでは、次のポイントを意識してみてください。
まず、時間を少しだけ長めに取ること。
テレビを消して、スマホを置いて、落ち着いた気持ちで磨くのがおすすめです。
次に、可能であれば
フロスや歯間ブラシをプラスしてみましょう。
歯ブラシだけでは落としきれない汚れを、しっかり取り除くことができます。
覚えておいてほしい合言葉は、
「朝は仕上げ、夜は本番」です。
今年1年の歯の健康は、今夜から始まります
1月は、新しい習慣を始めるのにぴったりの時期。
歯みがきも「回数」より「タイミング」を少し意識するだけで、結果が変わってきます。
今年1年、痛みなく、美味しく食事を楽しむために。
今夜の歯みがきを、少しだけ丁寧にしてみませんか。
あなたの歯の健康は、今日の夜の1回から始まります。




