「スーパーより楽で、ドンキみたいに楽しい」を掲げるドン・キホーテの新業態「ロビン・フッド」が、四日市市久保田にオープンしました。ドンキの“楽しさ”とスーパーの“買いやすさ”を両立した店とはどんなものなのか。気になって、オープン初日に行ってきました。


ドンキより“回りやすい”売り場設計
ドン・キホーテは、掘り出し物を探す楽しさはありますが、通路が狭く複雑でほしいものが見つからないことも多いです。ドン・キホーテアピタ四日市店や、MEGAドン・キホーテ四日市店によく行きますが、時間のある時限定です。
ロビン・フッドは一般的なスーパーの作りと同じで、野菜コーナー、鮮魚コーナー、精肉コーナー、惣菜コーナー、乳製品コーナー、パンのコーナーが売り場を囲うように並び、その中央に一般食品があり、目的の売り場に向かいやすく、買い物のストレスがありません。初日から“ドンキより回りやすい”と感じました。


久保田店はピアゴ久保田店をリニューアルしたロビン・フッド初の2階建て店舗。2階に生活雑貨などの非食品の売り場があり、ドンキのような豊富な品揃えです。洗剤やプチプラのコスメ、カラーコンタクト、バーベキュー用品、衣料品など、生活必需品から心が躍るようなポップな商品が並びます。


「安・得・速・楽」の4分類
ロビン・フッドの商品は、安い・お得・時短・ラクの4つのコンセプトで分類されています。
パッケージに“推しポイント”が大きく書かれているので、「これは時短商品なんだ」「これは量が多くてお得なんだ」と、ひと目で特徴がわかります。


物価高で、多くのスーパーでは「メガパック」などの表示で大容量パックが多くなりました。でも「鶏もも肉5枚もいらない…」「小分けするのが面倒」と感じることもあります。子どもが小さい頃はママ友とコストコで大容量パックを買ってシェアしていましたが、今はそんな時間もありません。


その点が気になり広報担当の方に聞くと、「お客様に毎日来てもらいたいので、生鮮食品の大容量パックは販売していません。冷凍食品やウインナー、缶詰など比較的賞味期限の長い商品のみ大容量パックにしています」と話していました。
ハーフメイド商品が豊富で“タイパ”が良い


野菜や肉がカット済みで、味付けまでされている商品が多いのも特徴です。家では焼くだけ、レンジで温めるだけで夕食が完成します。レンチンでできる豚テキもありました。煮物はカットして下茹でまでした野菜がパック詰めで販売されていました。これなら帰宅して30分以内で夕食が食べられそうですね。
美味しい、安い、飽きさせないお惣菜


行く前にネットで調べると、78円のおにぎりがあると知って驚きました。コンビニで100円以下のおにぎりは買えません。値上げ続きの2026年に、78円で出せる理由を調べると、お米に押麦が混ぜてあるので、安くできるそうです。
一番安い78円(税別)の「だしごはん」おにぎりを買って食べてみました。出汁の味がしっかりして一口食べて「おいしい」と声がでました。押麦の雑穀に食べにくさは全く感じず、むしろアクセントに感じるくらいです。海苔が付いていないのも安いポイントですね。


もうひとつ気になっていたのが「うみゃ~棒」
こちらは肉巻きおにぎりをスティック状にして棒をさしたもの。片手で食べられて、買い物中のテンションが上がると評判です。つい手が伸びる楽しさがあります。
バーベキューマヨと、照り焼きを買って食べました。肉に味がしっかりとついていて、とても美味しかったです。こちらは198円(税別)で、コンビニおにぎりや、ロビン・フッド久保田店の横にある「おにぎりの桃太郎」と同じくらいの値段です。棒に刺してある楽しさがロビン・フッドの魅力だと思いました。


ほかにもスイーツバイキングやカレーバーなど様々なお惣菜が並び、わくわくしました。こんなおいしそうなものが、すぐに食べられる場所が2階にありました。




一般食品の真ん中あたりに並んでいたのは「お楽しみ袋」亀田製菓や不二家などお菓子が福袋のように詰められています。子ども連れで行くとここで足が止まってしまいそうです。
コミュニティースペースは子どもからお年寄りまでの居場所
2階のコミュニティースペースには、コンセントとフリーWi-Fiが完備のテーブルと椅子の置かれたスペースがあります。ここで買った商品が食べられます。この場所で中高生が自習するなど、交流の場として設置されています。テスト期間の中高生が静かに自習し、すぐ横では未就学児が遊ぶ——世代がゆるく混ざり合う空気が想像できます。


すぐ横にはキッズスペースがあり、遊具やおもちゃがあり雨の日でも未就学の子どもたちが楽しめる場所になっています。


お客さんの声
お買い物をしていた人に話を聞くと70代の女性は、「若い人向けのお惣菜が増えて、お弁当が少なくなった。男性衣料品は増えたけど、女性の衣料品が減った」と話していました。
広報の担当者に聞くと「これまで以上の幅広い年齢層を想定し、コミュニティスペースなど広くとりました」と話していました。
「ドンキみたいでたのしい、目当てのうみゃ~棒が買えた」


40代の女性は「ドンキみたいに楽しいのに、食料品まで買える、最高!」と話していました。
ロビン・フッドは、
「スーパーの買いやすさ」+「ドンキの楽しさ」+「時短商品の豊富さ」を組み合わせた、これまで四日市にはなかったタイプの店でした。
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